ごく当たり前の事でも有り、生きて行く上に於いて欠かす事の出来ない物が食べると言う事だと思います。
その当たり前の事に対してどの様に感じて居るのかは、かなり重要だと私自身は考えます。
それを強く感じる出来事が最近有りました。
色々な事が重なり、入院をする事になったのですが、入院して5日間ほど殆どベッドの上での生活で、動く事もままならない中で、食欲も無くとても辛い状況が続きました。
体が動かせない事で食べ物を欲しいと言う気持ちが起きず、気持ち的にも食べないといけないと言う、葛藤が有りなんとも言えない感情との向き合いをしていました。
5日目を過ぎた頃、それまでが何だったのか解らない程に、お腹が空いて食べたいと言う気持ちが高まって行きました。
その時に口にした物の美味しさは、表現するのが難しい位の感動が有りました。
無事退院する事が出来、今はごく自然に食事をする事が出来ていますが、食べられる事への感謝を忘れない様にして、一食への気持ちを薄れさせない様にして居ます。