誰しもいずれは逝くときが来ますが、世界中の多くの人は死後の世界を宗教として扱っています。
日本では大半の人が形式的には仏教なので、死後の世界の食事は肉を出すことを基本的にタブーとされています。
その死後の世界の食事ではお葬式や法要のとき、そして毎年お盆の時期に仏壇や祭壇の前に差し出すわけですが、慣れてないひとにとってはこれで苦悩をすることになります。
また慣れている人でも前々から疑問視している人にしてもなにかしらの不満を抱くことにもなります。
というのは一応動物を差し出すことを忌み嫌っているのだから、食事の内容は必然的に植物オンリーの食事になってしまいます。
となると具体的にはご飯とみそ汁と生野菜か漬物か野菜の煮物くらいで、それが毎回毎回出てくるもんだから飽きが来てしまいます。
けど実際にそこの仏壇や祭壇の目の前にいた故人の人は生前は仏教信者でもないし、肉も堂々と食べていたわけで矛盾が生じることになります。
生きているときは肉を食べていいのに、死んだら食べていけないなんて誰が何の根拠で言い出したのか、だったら生きている時も食うなと言いたいと。
そこで個人的にささやかな革命として仏壇の目の前で朝はパンとコーヒーとジャムを差し出したことがありました。
このことを個人的なブログで書くとコメントでチャレンジャーだな、うちの人は激怒するだろうなとか書かれたこともありました。